姜内科クリニック

2020年9月16日

食品に含まれるカリウム量について

最終更新: 2023年11月5日

食品中のカリウムについて

糖尿病や高血圧が原因で腎臓が悪くなると、血液中のカリウムが増えてしまいます(高カリウム血症)。

そのような場合、カリウムの摂取をなるべく制限する必要があります。

食品一つ一つに含まれるカリウム量を覚える事は不可能なので、以下にポイントを記していきます。

<カリウムが多く含まれている食品>

・いも類(さといも、さつまいもに特に多い)

・野菜類(ほうれん草に特に多い)

・海藻類

・種実類

・豆類

・フルーツ類(バナナ、メロンに特に多い)

・魚にもやや多く含まれています

<意外とカリウムが少ない食品>

卵、チーズ

<野菜類のカリウム制限方法>

野菜をゆでこぼしたり、水にさらすことにより、カリウムを減らせます。

野菜、フルーツの食べる量は多くないでしょうか?

肉や魚、牛乳は摂取しすぎてないでしょうか?

豆類は多くはないですか?

いも類を食べすぎていませんか?

海藻類は多すぎませんか?

果汁ジュース、トマトジュース、野菜ジュースを飲みすぎていませんか?

食事の全体量やバランスに問題はないでしょうか?

摂取をゼロにする事は不可能です。

魚だって、豆だって、フルーツだって食べたい。

量やバランスが問題となる事が多いので、偏らないように注意する事が大切です。

腎機能が悪く、どうしても血液中のカリウムが下がらない場合には、腎臓内科医に再度診ていただく必要があります。

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