ベリーが甲状腺濾胞(ろほう)に見えました

日頃、悩んでいたのは、甲状腺濾胞を患者さんにどのように表現すれば良いのかという事でした。

そもそも、濾胞(ろほう)という言葉自体が、医療に携わらない方には非日常な言葉です。

完全に閉じた、小さな袋状の構造体の事を濾胞と呼んでいます。その袋の膜の部分は、一層の細胞がびっしりと並ぶ事で、形成されています。

実は、甲状腺は、小さな小さな濾胞が無数に集まってできています。

そして、濾胞一つ一つが甲状腺ホルモンを作って血液内に分泌する働きを持っている事から、濾胞を「構造単位」と呼んでいます。


森と木で例えると、甲状腺は森であり、濾胞が木です。

製パン会社で例えたら、複数の製パン工場を抱えている会社という組織が甲状腺、一つ一つの製パン工場が甲状腺濾胞です。


木の事が分かっていないと、森を理解する事はできないと思うんですが、木は日常的に見る事ができます。しかし、医療従事者でなければ、甲状腺濾胞はなかなか目にする事ができず、イメージしづらいです。

ネットなどで濾胞の断面像(輪切り図)はよく目にしますが、3次元構造が描かれているサイトは少ないです。私はやろうとしましたが、パソコンという2次元の世界で3次元を表現するのはうまくいかず、断念しました。


そして、自宅で冷凍ベリーを食べていて、ベリーが甲状腺濾胞に見えてしまいました


中が空洞で、空洞の周りを粒が一層で覆っている!甲状腺濾胞だ!

溶けてしまう前に急いで写真を撮りました。


次のブログで、甲状腺濾胞でどのように甲状腺ホルモンを作って、保存して、分泌いているのかについて、記します。


ブログを読んでいただいて、サンキュー ベリー マッチ!



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