【喉が渇いた時の甘〜い誘惑には、御用心!口渇中枢の話】

暑くなってきました。

外出自粛も解除となり、久しぶりに思い切り運動したくなってきます。

暑い中で運動して汗をかくと、喉が乾いてきます。


なぜ喉は乾くのでしょうか?

理由は私たちの脳の奥の方にある、喉の渇きを生じさせるセンサーが、血液の中のブドウ糖の濃度と塩分(ナトリウム)の濃度の上昇を感知するからなんです。


喉が乾いた時に塩水を飲む方はいないと思いますが、甘いジュースを飲む方はいると思います。

ジュースも適量で頻回に飲まないのなら大きな問題とならないのですが、多量を頻回繰り返すと、以下のようなスパイラルに陥ります。

「口渇→ジュース摂取→血糖値上昇→さらに口渇→ジュース摂取→さらにさらに口渇→さらにさらに血糖値上昇→喉がもっと渇き・・・」

遂には重度の高血糖になり、ひどいだるさや意識障害に陥るケースもあります。

これをペットボトル症候群といいます。

健診などでやや高血糖を指摘されている方は、特に注意が必要です。

喉が渇いている時の甘〜い誘惑には、十分にご注意ください。


皆様が健康であります様に。

姜内科クリニック

院長 姜 信午

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ヒトのからだの情報ネットワークについて

街では、郵便配達の方が郵便物を運んでいたり、お店に入ってみるとお店の方が電話で注文を受けて対応していて、情報が行き交っています。 携帯電話のような無線通信機器がなかった頃、主な通信手段は、固定電話(有線)と、はがきやチラシなどの紙が中心でした(今も存在していますが)。 特定の人にダイレクトに速く情報を伝えたい場合は電話を用い、ある程度時間はかかっても良いから、広いエリアで人々に情報を伝えたい場合に