食後の眠気は血糖値と関係ある?それ、レプチンとオレキシンのせいかも。
- 姜クリニック

- 1 日前
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「食後お腹いっぱいになるとすごく眠くなる。糖尿病かも?心配。」
このようにおっしゃって来院される方がいらっしゃいます。
満腹と眠気の関係を医学的に説明できるのか?
それには、オレキシン、レプチンというホルモンが関係していると考えられています。
オレキシンは脳内の視床下部という部位で作られるホルモンで、覚醒状態を作り出す作用があります。
食事によって満腹状態になると、血糖値が上昇します。この血糖上昇によってレプチンというホルモンの分泌が増え、レプチンの増加によってオレキシンの産生が減ってしまい、眠くなると考えられます。
血糖上昇→血中レプチン増加→血中オレキシン減少→眠気
理屈的には、パン、麺類、ライスなどの糖質をたくさん摂取すると眠気が起きそうで、炭酸水で満腹にすれば眠気は起きないはずですがいかがでしょうか?
この覚醒物質であるオレキシンの効きを悪くすれば、不眠症の方も眠れそうです。
これを応用した不眠症の薬がオレキシン受容体拮抗薬です。
いろいろ繋がりますね。
Front Endocrinol (Lausanne). 2019 Oct 22;10:709.
